「よだれをなめる」という、ややアブノーマルな響きが印象的な本作ですが、6話まで視聴しました。

どうやら各方面で本作ヒロインの卜部美琴役の吉谷彩子さんの演技に対して批判的な意見が多いみたいですね。
確かに、かなり棒読みというか、上手ではないのは確かですし、抜擢の理由も変な邪推をしてしまうくらい唐突なのも否めないです。

それはさておき。
1話視聴時はほぼなんの予備知識もなかったのですが、まず思ったのがキャラデザや音楽含めて凄く「ザ・アニメ」だなぁと思いました。私の中でのザ・アニメの礎は80年代の~90年初頭の作品群なのですが、本作はどことなくその時代の作品を彷彿とさせる雰囲気を持っていると感じました。ラウンドテーブルの北川勝利氏による音楽も非常に気持ち良く、キャラデザも悪く言えば古臭い、良く言えばアニメらしい感じというか。

確かに最初はヒロインの卜部美琴の変人ぶりに上手ではない演技も相まって、相当不思議というか不気味に映っていました。ですが、見ていくうちにコミュニケーションの取り方が少し変わっているだけのピュアな純愛ストーリー部分の方が色濃く感じられ、これまた今の時代にはなかなか珍しい感じに捉えられたのかもしれません。
自分の中ではほぼ根拠なしですが直感的に「めぞん一刻」を思い出しました。
設定もシチュエーションもまるで違いますが、なんかこう主題歌のもつイメージとか、進展しないけどその牛歩っぷりが魅力だったりの部分とか。
当時はこういう純愛系が多かったイメージがあるので、なんかノスタルジーな気持ちも込みで逆に新鮮に感じました。