さくら荘のペットな彼女
さくら荘のペットな彼女。最終回。
正直もう少し残念な終わり方をするんじゃないかと思ったけど、大団円だった。
連続アニメものの最終回としては、結構ベストな形のまとめ方ができたんじゃないだろうか。

リタと龍之介。この2人、なんだかんだで見せ場あって、龍之介を引きこもりから脱却させたリタの功績は意外と大きいと思う。過去の出来事から完全にATフィールドを展開してしまった龍之介、ましろへのコンプレックスを抱えながらも頑張ってきたリタ。そんな傷を持った2人の関係性の変化は結構面白かった。

仁さんと美咲先輩。この2人はお互いのこと好きすぎなのに、ポリシーが違いすぎてえらい遠回りしてた。美咲先輩の姉ちゃんと仁が付き合ってたっていうのは、一般的に結構キツイ事実だと思うんやけどね。シンプルでいて、かなりフクザツな関係の2人やけど、最後はキレイにまとまった。駅でのくだりはちょっと感動した。

そして空太とましろんとななみん。この3人の関係性にあえて答えを出さなかったのが良かった。キャラはかなり違うけど、基本的にはどっちも純粋でまっすぐでいい子やし、どっちとくっつけても後味に響く。むしろ、七海とましろの2人の友情めいたものが育まれていくところのほうが強く描かれてて、バランスとしてはよかったと思う。
空太の凡人たるコンプレックスも、いい形で克服できたし、ましろは相変わらずのマイペースがいいし、七海もちゃんと自分の意思で自分の未来へ進むことが出来た。若さがもたらす可能性みたいなものが見えて、元気をもらえた気がする。

ちょいちょい出てきた千尋先生と藤沢和希の関係も、多くは語られないものの、その背景を感じ取れるくらいには出てきてて、最後はちょっと微笑ましかった。結局藤沢さんが元さくら荘の住人だったことを空太は知らないと思うんだけど、そうやってさくら荘っていうのが影響してるっていう薄っすらではあるものの、いい方向に寄与できてたなぁ。

あとは、新入生の3名。
軽薄そうなヘッドフォン男子と、超堅物そうなオカッパメガネ女子。
そして、あのピンクの髪の後ろ姿見た瞬間、まさかとは思ったけど、青い制服着てるアイツがいるしww
優子がここに来て効いてくるとは予想外だったw

こんな所にもハッピーエンド要素を盛り込んでくるとはw

っとまあ、これでもかというくらいに大団円な要素を盛り込んでの最終回でいい感じだったわけですが、EDのMAD動画ばりのダイジェストが、さらに追い打ちかけて良かった。
ちゃんとセリフ入りでのダイジェストでエンディングテーマとシンクロさせた編集は、いろいろ感慨深くさせるのに自分としては効いた。

思えばおかゆ問題で原作レイプとか、卒業式で国旗が掲揚されてないとか、巷をあまり良くない意味で賑わしてた本作ですが、そういうノイズを完全に無視すれば結果オーライで言い作品だったと思う。途中ややgdgdな展開になってたところもあったけど、全部観たあと味で言えばかなりいい部類だと思いました。

原作は読んでないんだけど、続いてるのならちょっと読んでみたいなと思ったり。

さくら荘のペットな彼女
途中で手乗りタイガーが友情出演!?してたけど、やっぱ何かしらのシンパシーがあるのかねw