琴浦さん

ワロタw窓際のスズメww

琴浦さん最終回。


なんの予備知識もなしになんとなく観てみて、ある意味度肝を抜かれた作品でした。
初っ端いきなりの超鬱展開、その後も毎回がクライマックスばりの展開。
これといって特別な何かがあるわけではないのに、なぜか引きこまれてしまう不思議な作品。

根底にあるものはかなりシリアスなテーマなのに、軽妙なギャグテイストが多かったり、絵もどちらかというとコミカルでかつカワイらしく、なにより登場人物それぞれも個性的であまり暗さを感じさせない作りになっているからゆえに、鬱描写になったときの反動も大きく、視聴者を揺さぶらせられたのだろうなと思います。

主軸に琴浦春香自身の一度完全に閉ざされた心が、真鍋という転校先の1人のクラスメイトと出会い、更にはESP研の面々と出会い交わることで徐々に開かれていくプロセスに置きつつ、傍らでは真鍋との関係、森谷との確執から和解、そして、ESP研の御船の母親の話、御船と室戸との話など、思えば様々な要素がありながらもうまく絡みつつ飽きないテンポで観れました。

それともう一つ、春香を捨てた母親との関係も、ベストな形で回収出来てました。
子どもの頃にはわからなかったことが、年月を経ていろんな経験のうえで成長してからまた新たな視点ではじめてわかること。そんな親子の関係もうまく盛り込まれてました。

最後の最後で琴浦さんの屈託の無い笑顔で締められたのもよかった。
1話時点では、もう一生心から笑うことが出来ないんじゃないかと思わせるくらいどん底まで落とされてましたし。。。

大変いい最終回だったと思います。