総合評価
B
ストーリー: ★★
キャラクター: ★★★
音楽: ★★★
作画: ★★★
演出: ★★★

_0018_アマガミSS

総評

原作のゲームはおおよそのルートをクリア済みです。その上での感想をば。

アニメ作品なので、まず主人公に声が付きます。あたりまえだろそりゃという声が聞こえてきそうですが、いわゆるギャルゲーとかエロゲーとかのAVGが原作の作品の場合、原作に主人公の声がないのが普通です。名前もプレイヤーがつけられる場合がほとんどですし。なので、この主人公に声が付く=人格がより鮮明になることで結構イメージが変わってくるんですよね。
その上で主人公の声がまずありかなしかみたいなところから始まるのですが、前野智昭さんの声は自分的には結構合ってると思いました。
中学時代、クリスマスにずっと想っていた子に告白しようとして呼び出したのに、ブッチされたことをトラウマに思っていて、新しい恋に踏み出せなくなってしまった主人公の橘純一。高校二年になって、いろんな女の子と出会い、仲を深めていきつつ過去のトラウマを乗り越えて告白するということがストーリーの柱になっています。

この作品の特徴としては、各ヒロインごとに各4話構成でストーリーが用意されています。つまり、それぞれのヒロインを全部パラレルで攻略する、というスタイルになっています。
どういうことかと言うと、例えば1〜4話は森島はるか先輩のルートなのですが、森島はるか編が終わったら、時間経過をリセットして次のヒロインが始まるといった感じになっています。
なので、ギャルゲー原作ものによくある、全員中途半端に少しずつ絡んで、最終的にメインヒロインで話しを締めるが、主人公が手を出しまくってる人でなしに映るwといった破綻気味な状態にはなりません。ヨスガノソラとかも少し違いますが、分岐点からやり直し展開でしたね。

メインヒロイン6人で各4話構成になっており、最後の3話は隠れキャラと妹の美也といういわば番外編という作りになってます。
個人的には、それぞれ4話の中でそれなりに魅力がちゃんと描かれていて、それぞれ一応完結しているのでモヤモヤすることもなく、なかなか良く出来ているのではないかと思いました。この手の作品は、どこかで何かを妥協しないといけないのですが、大きく捨てることもなくいい感じにまとまってると思います。

そして、この作品において忘れてはいけないのが、「変態紳士」と一部界隈で崇拝されている、この主人公の無邪気な変態羞恥プレイの数々です。何も知らない子犬のような言動を振りまきつつ、チャンスイベントではもれなく斜め上の行動を取るという天才的な変態っぷりを披露してくれます。といってもハードな内容ではなく、普通の女子高校生が「それはハズカシィよ・・(*pωq*)」となるピンポイントのツボを鋭利な針で突きまくる感じとでもいいますか。

このあたりの羞恥プレイ集についてはネタバレOKな方はネットで検索してみてください。ガンガンヒットすると思います。
原作ではあくまで静止画と声だけでしたが、動きと演出が付くことで見てる側の羞恥レベルも格段にアップすることうけ合いです。

ということで、多少作画の部分で多少気になる部分もありましたが、全体通して概ね及第点だと思います。