総合評価
S
ストーリー: ★★★★
キャラクター: ★★★★
音楽: ★★★
作画: ★★★★
演出: ★★★★
原作 監督 脚本 シリーズ構成
キャラクターデザイン メカデザイン 音楽 制作会社
キャスト
ほか
ジャンル

_0022_貧乏神が!

総評

幸福エナジーと呼ばれる幸せの塊を生まれながらに持ちすぎているラッキーガールの市子。その市子の幸福エナジーを調整するために送り込まれた貧乏神の紅葉。この2人が繰り広げるドタバタアクションギャグコメディ作品。

原作コミック未読で見始めたわけですが、これはダークホース以外の何者でもなかったです。
サンライズ制作ということでなんとなくチェックしておこうくらいの姿勢だったんですけど、1話からぶっ飛んでいて、かつ秀逸な間のセンス、そしてジャンプ原作の恩恵か様々なジャンプネタもスマートにパロディしてて、ちゃんと笑いというものをわかってる人が作ったんだろうなと思える作品でした。

一方、そんなドタバタアクションの中にも、いい話がちょいちょいやってきます。この緩急の乱高下もこの作品の魅力だと思います。爆笑展開とうるっとくる話、このテンションの振れ幅が絶妙なんですよね。

ラブ要素は全くないわけではないものの、ストーリーに影響ない範囲で、かつ大抵笑いに繋がる感じです。なので、そういう方面の泥臭さはなく、純粋に人の内面の変化を描いた部分と、ギャグコメディ部分、スピーディーなアクション部分で楽しめる作品になっています。

あと、特筆すべきはキャラの濃さ。もう、とにかくほぼ全員濃いです。濃すぎます。
ドMのチワワ、エロしか頭にない坊主、バンカラな美少女、超貧乏なイケメンなどなど、「個性豊か」という表現すらもおこがましい濃さです。でも、それぞれちゃんと成立してるんですよね。すごい奇跡的なバランスというか、普通浮きまくるか、出オチかで飛び道具になりそうなキャラなんですが、しっかりストーリーに絡んできます。

原作を読んでいないのでわかりませんが、相当うまい具合にアニメ化されてるんじゃないかと思います。

そうそう、神田沙也加(松田聖子の娘)さんが声優として出ているのですが、かなり謎な役です。次回予告前の数秒しか登場しない撫子という役ですが、このキャラは一体なんだったんでしょうか?最後まで見てもわかりませんでした。。。

というわけで、あまり期待していなかったのですが、予想をいい意味で裏切ってくれたかなりのヒット作品でした。