5年に渡り読んできた俺妹最終巻を読み終えました。
ネタバレは無しで行きます。

まず、アマゾンのレビューが荒れてますね・・・w
ここまで賛否が分かれるのも珍しいんじゃないでしょうか。
でも、正直どういう終わり方をしても荒れていたと思います。

それだけこの作品自体が愛されていたんだと思いますし、登場人物それぞれも愛されていた証拠だと思います。
かくいう私自身もこの作品の登場人物はなんか実際にいそうな身近さというか、なんか上手く言えませんが親近感のようなものを感じてしまいます。
上手い具合に人間臭さが描かれているからなんでしょうね。

1巻を初めて読んだとき、桐乃の悪態にウザって思いつつも、リアルの妹なんてそうそうこんな感じでウザイんだよなぁと思いながらのっけからなんかシンパシーを感じてました。
だからといって、本当の意味での嫌悪感とは違くて、ウザイけど「しょーがねーな、ったく」みたいな感じというか。

そんな、お互いアウトオブ眼中でいて、さらにお年頃の妹は兄を汚物扱いしてた完全に冷え切った兄妹関係だったところに、あるキッカケからちょっとずつコミュニケーションをとるようになり、いろんな人間関係を通じて兄妹の仲が徐々に修復されていくわけです。

その過程を楽しむことこそがこの作品の根幹にあると個人的には思っています。
それに加える形で、色恋沙汰などが脇を固めていると。

とまあ、ちょっと前置きが長くなりましたが、それらを踏まえた上で12巻を読んだ感想としては、正直う〜〜〜ん・・・って感じでした。

決してつまらないわけではないんです。
ないんですが、なんでこういう結末にしちゃったかなぁ・・・という気持ちはどう足掻いても禁じ得ません。
先にも言いましたが、どういう結末であっても荒れていたと思います。
でも、この結びかたをなんであえて選んだんだろう・・・。

余談ですが、この作品は過去に2本PSP用のゲームが発売されています。
もちろんゲームなので、様々なifのシナリオを楽しむことができます。
このゲームにも当然結末というものがたくさん用意されているわけですが、個人的にはどのエンディングも余さず楽しめました。特に○○派とかないので、フラットに楽しめました。

なのにですよ?
原作の終わり方に対して抱いているこの煮え切らない感じ。。。

ここからは勝手な邪推なのですが、この作品はメディアミックスも非常に積極的にやっていたり、アニメ1期の時もTV放送用のラストと、その後配信された真エンドを変えるなど意欲的な試みをしていたりするので、今回もアニメ用の真エンドは違うものを用意するんじゃないかな、なんて。
原作のあとがきにありましたが、アニメは全16話だそうで、そのうちTVで放映されるのは13話だそうです。
これって前期と同じ流れですよね。
なので、あえて絶賛放映中のこの時期に原作最終巻を発売したんじゃなかろうか。

この最終巻の発売タイミングも結構絶妙だなと思っていたんですよね。
だって、アニメで原作の最後までやるんだったら、中途半端な時期に変にネタバレさせるのはあんまり得策ではない気がするんです。
6月いっぱいでアニメは終了するんだから、原作の発売日もそれに合わせることは出来ると思うんですよね。

そして、9月にPS3版のゲームが発売されます。
このタイミングですが、おそらく未放送エピソード3話の配信が終わるタイミングなんだろうなと。

そうすると、本当の意味での真のエンドはゲームで、的な展開も予想できますねw
まあそれはさすがに考えすぎかw

いずれにしても、原作が一番最初に終わりを迎えるというこのタイミングに、何か裏があるんじゃないかと邪推してしまう・・・というよりも、そうであって欲しいと願っている、かな。

アニメの出来は現時点でかなりいい感じだと思っています。
なので、アニメで本当の結末を描きますでも全然ウェルカムです。

そうなったらいいのになぁ。

というわけで、全くもって感想でもなんでもなく、ただの要望書みたいになってしまいましたが、ひとまず原作終了ということで!
伏見先生5年間お疲れ様でした!