70D (上の写真はPowerShot S95にて)

実は3月にキヤノンのEOS 6Dというフルサイズセンサーのエントリーモデルを購入し、まだ半年しか経ってないにもかかわらずやらかしてしまいました。。。


なんでシロートが一眼2台もいるんだよ!!っていうごもっともな声が聞こえて来そうですが、購入に至った経緯も含め備忘録として書いておきたいと思います。

6Dだけではダメだったのか?


まずはそこですよね。
結論から言えば、全くもってダメじゃないです。
6Dは非常によくできたカメラで、素人に毛が生えた程度の自分には充分すぎる感じです。
ネットとかでは「フルサイズKiss」などと揶揄されたりもしていますが、でも実は言い得て妙でフルサイズセンサーを使ってみたい、でも5Dmark3は高くて手が出ない、かといって5Dmark2はさすがにちょっと古いし・・・なんていう人にズバッと刺さる感じで、かくいう自分もそれで陥落したクチです。

6D購入検討時のどれにしようかな期間の悶々とした気持ちはここでぶちまけているので割愛します。

で、6Dをゲットして、今日に至っております。

実質半年ほど使用してみて、まず驚いたのはファインダーを覗いた時の視界の広さでした。
元々、EF28mm1.8USMという単焦点レンズを持っていて、先代の10Dにそれ付けて撮ってました。
10DはAPS−Cセンサーなので、1.6倍換算で28mmだと約45mmなわけですね。
一方6Dはフルサイズなので、28mmのレンズはそのまま28mmなわけです。
まずはこの当たり前なことに普通にビックリしました。
すげー視界が広い!!!!ってw
28mmってAPS-Cで使うと標準レンズ、フルサイズで使うと広角レンズになるわけですよね。
更にキットレンズとして一緒に購入したEF24-70F4Lのワイド端の24mmは更に広くてもっとビビりましたw

そんな自分的にはフルサイズ初挑戦(フィルム時代はほとんど触ったことがないので)で写真の楽しさと難しさの両方を改めて感じさせてくれました。

んで、この半年間で3000枚ほど撮影してみて、いろいろとわかった事もありました。
・センサーサイズの大きいフルサイズカメラでは、レンズを結構絞っても背景がボケる。
・広角側には凄い新世界を感じたが、望遠側はその分足りなくなる。
・この機種に限って言えば、連射がしょぼい。
・AFセンサーは実質ほぼ中央のみの使用になる。
といった感じです。
はっきり言って、これらは不満点ではありません。
連射とAFに関しては、それをわかった上で買っているので全く問題なし。
1個目と2個目に関しては相応のレンズを買えば解決できる部分だと思います。

しかし、レンズは非常に高いわけです!!
おいそれとポチれないわけですよ。

じゃあ、例えばこう考えてみないか?と自問自答してみました。

足りない部分はボディを増やすことで解決できないか?


えー、我ながらアホですよね。
でもこのアホな感じ嫌いじゃないんですよねw

ということで、レンズ買うよりはボディを買い増しする方が安くあがるんじゃないかという屁理屈をこねてみました。

ただ、じつは結構理にかなっているんじゃないかと思うんですが、以下がその理屈です。

・背景がボケ過ぎる件→APS-Cならセンサーちっさいから幾分ボケにくいぜ?
・望遠が足りない件→APS-Cなら1.6倍だぜ?→キットレンズの24-70のテレ端が112mmだぜ?!
・連射性能→7Dとか連射番長って呼ばれてるぜ?!
・AFセンサー→7Dとか19点全部クロスセンサーとかだぜ?!

あれ?これは、たとえば7Dのボディを追加すれば、今欲しているすべてが解決するのでは??
もしかしてオレ天才かも?

(↑6Dと7Dの実勢価格合計で5D3が買えてしまうことには全力で目をつぶっている件)

そんな、ちょっとイカれた思考にどんどん脳内が汚染されていったわけですね。

ただ、ここで一応ブレーキがかかりました。
実は6Dを購入した時に、ひとつだけ妥協したことがありました。

それは・・・「バリアングル液晶」です。
これは当時かなり最後まで迷いました。
星の撮影にしてもライブビューは必須です。
しかも、空を撮るわけですから、カメラが真上を向くことも余裕であるわけです。
そんな時、バリアングル液晶がある意味は正直かなり大きいわけです。

つまり、上のイカれた思考にストップをかけたのは7Dにバリアングルがない点でした。

あー、危うく自己暗示にかかって変な液が分泌されてあやうくポチるところだったぜ〜、などと額の冷や汗を拭っているまさにそのとき、驚くべきものが目に飛び込んできました。。。

ボディ買い増しを否定する理由を奪われてしまった


はい。7月初めに出されたEOS 70Dの発表でした。。。

・APS-Cセンサー
・AFは7Dのそれを継承
・バリアングル液晶
・しかも、ライブビューでリアルタイムAF
・さらに、タッチパネルに
・そして地味にSS1/8000がある!
(6DはSS1/4000まで)

え〜っと、これ買わない理由なくないですか??(;´・ω・)

さらに後押ししたのが所有レンズ。

・EF24-70mm F4 L
・EF28mm F1.8 USM
・EF50mm F1.8II
・タムロン24-135mm F/3.5-5.6(190D)
・タムロン70-300mm (A005)

なんとも貧乏くさいラインナップですが・・・orz

このタムロンA005を70Dに付けっぱにして、EF24-70を6Dに。
この2台持ちで行くと、24〜70(簡易マクロ付き)、112〜480mm(相当)は常時カバーできます。
電車、飛行機、風景はレンズ交換なしでバッチリいける感じです。
しかも望遠担当の70Dは連射速度が速いので、望遠で動態にもピッタリです。
1台持って街練り歩き系の時は6Dに50mm1.8つけて行けばスナップには事足ります。
家の中では6Dに28mm1.8って感じですね。

タムロン190Dという古いレンズだけちょっとあぶれてしまう感じですが、このレンズ結構好きなので、2台持ち時の6Dにつけて24〜480までフルカバーっていうのも全然アリです。

ま、実際は6Dと70Dの購入合計金額で5D3が買えてしまうわけなのですが、負け惜しみではなく(たぶん・・・)自分的には2台運用の方が良いかなと思っています。
最大のメリットはレンズ交換しなくていいところ!!
結構出先でレンズ交換するのって、落とす危険とか、ホコリの問題とか、何より面倒くさいですし(;´・ω・)

あと、5D3は重いんですよね・・・。
本体で860g、EF24-70で600g、あわせて1460g。およそ1.5kg。
6Dは680gなので、レンズ付きで1280g。およそ1.3kg。
50mm1.8II装着時に至っては、810gなんですよねw

この180gの違いって数字的にはさほど大したことない感じに見えますが、肩にかけてあちこち1日歩くと結構差が出ると思います。
これまでEOS10Dにタムロン190Dをつけて使ってきましたが、この組み合わせの合計が1320g(790+530)で、やっぱ重いなぁと思っていました。
カメラだけ持って出るんだったらまあいいんですけど、たいていの場合はその他の荷物もありますからね。

そのおかげでかどうかはわかりませんが、10Dの時よりも圧倒的に持ち出す機会が目に見えて多くなりました。
一眼レフってデカイし重いしで、持って出るモチベーションが結構削がれてしまうと思うんですよね。
なので、少しでも軽いっていうのはかなり代えがたいメリットに十分なり得ると思います。

そして、今回新に加わった70Dは6Dよりも更に軽い675g。7Dが820gというのを考えても、この70Dの選択肢は自分にとってベストバイです。

最後に


なんかだらだらと書き綴ってしまったので、何が言いたいのかわからん感じになってしまいました・・・。(>_<)

まとめると、6D&70Dの2台システムは結構いい感じだと思います。
カメラにかけられるお金に糸目をつけなくていい人は、迷わず5D3を中心にシステムを組むのがもちろん最高です(重いのだけはなんとか我慢するとして)。
しかし、レンズにそこまでお金をかけられない&多機能過ぎても使いこなせない&そこそこ軽さに魅力を感じる、という人にはいい組み合わせだと思います。
軽さを最重視する場合はkissX7iという選択肢もありましたが、自分はかなり手がデカイので、X7iだと小さすぎるんですよね。。。

今は70Dが発売したばかりのご祝儀価格ですが、すぐに10万は切ると思いますので、そうなると相当魅力的な感じになると思います。
割と価格.comとか某巨大掲示板などの声を見ていて、賛否ある中でも結構な割合で否の意見が多いみたいです。
その多くの人は現在60Dを持っていて、そこから買い換えを考えている人。もしくは、X7iを最近買ったが、買い替える意味があるかどうかを検討する人などが多いように思います。
60Dとかからはそんなにめざましい画質アップがないっていうのが残念ポイントらしいのですが、取り急ぎ手持ちの6Dと低感度での画質を比べて見たところほとんど違いはわかりませんでした。
ただ、この70D、高感度は正直かなり厳しいです。
6Dは逆に高感度が凄すぎるので比べるのはアレですが、体感的に6DのISO12800と70DのISO3200が同等な感じがしています。
なので、高感度への期待をそれなりに持って70Dを買うとかなりガッカリすることになると思います。

自分も実際70Dではまだそんなに撮っていないので、これから撮りまくって実際の使用感や画質的なところなども書いて行きたいと思います。